日付 お題 今日の一言 一言の写真
2003年
4月30日
22:30
san 外国の方にメールを出す時に、たまに宛名の後に「san」や「sama」をつけます。「これは日本語で、相手に敬意を表す言葉です。」という注釈をつけてです。そうするとお返事の時に「san」をつけてくれて嬉しくなることがあります。
ケアホウコナ・ハーフアイアンマンのレースディレクターにそのようにメールを出した時にも、嬉しいお返事メールを頂きました。
内容は

私は前の仕事で、1ヵ月間日本に滞在をしたことがあります。だから私は「san」の意味を知っています。そしてその時、仕事の合間に日本を観るワンダフルな時間を持てたんです!日本について学ぶことやワンダフルな人達との出会い、お寺やワンダフルで美しい美術作品を観ることは心から楽しかったです。そして、食事が最高!
我々はあと1ヵ月であなた達と会えますね!」


「ワンダフル」という言葉が幾度も出てきて、よっぽど日本が楽しかったのでしょうね。ちょっと嬉しくなりました。

[When I was still working at my "regular" job, way back in 1988, I wasfortunate to spend one month in Japan working with Nippon Telephone Company.At the time I was in Marketing with Pacific Bell Telephone Company in SanFrancisco, and our company and NTT were working on a project.  I led a project team of four, and we had a wonderful time seeing Japan as well as working.  So I know about "san" .   I really loved learning about Japan and meeting some of the wonderful people, and seeing your temples and all the wonderful and beautiful art objects.  And I loved the food!
We will see you in just a month.]
2003年
4月29日
24:45
アリーナ アリーナの春夏モデルのカタログに、真っ青な海と空をバックに砂浜でランニングをしている写真がありました。そこにあります詩にグッときました。

「オーシャン・アリーナを駆ける。
空と海の青が視界のキャンパスに映えている。
視界が広がる。
やがて視野も広がってくる。
昨日までに起こったすべての問題が、とてもちっぽけなものに思えてくる。
もっと澄み切ったものを見つめよ、もっと大きなものに向かう野心をもて、とポセイドンが囁くようだ。
1時間のランが1週間のプランを、不変のウォーター・ブルーが将来の夢を約束してくれるようだーーー。」
2003年
4月28日
22:15
青の炎 今、映画も上映中の「青の炎」の原作小説を読みました。
読んでいる間も読んだ後も、せつなくてせつなくて胸が痛みっぱなしでした。泣けるような感動ではありませんでしたが、とにかく「せつない」のです。こんなに胸を締め付けられる話を読めたのは久しぶりでした。
主人公の高校生は趣味が自転車で、乗っている愛車がパナソニックのチタンで私が以前乗っていたのと全く同じで、途中には鍼の話も詳細にでてきます。名前にも「秀」がついていて、私は彼に完全に感情移入をしていました。そんな彼がどうしようもない事情で人を二人も殺してしまうのですが、その後の彼の行き末がとにかく「せつない」のです。悪いことをすれば当然の仕打ちが彼にのしかかるのです。
小学生のような感想ですが、悪いことをしてはいけないよということをなんだか胸の奥から訴えかけられました。
久しぶりに衝撃的な小説でした。続きが読みたくて読みたくて、電車は乗り過ごしますし、夜は寝るのがもったいなかった程です。春の夜長(?)に是非ともお薦めな一冊です!
2003年
4月27日
22:00
ホスピタリティ
アイアンマンハワイ抽選枠にご当選されました幸運なアスリートの皆様に、エントリーやお支払いの手続きの案内が届きました。その中でちょっと驚くことが掲載されていました。
【Race Entry Fee are $365.00 ($400.00 Race Entry - $35.00 Lottery Fee).】
アイアンマンハワイのエントリー代金は$400ですが、そこから抽選のエントリー代$35を引いた$365で良いよ、というわけです。
アイアンマンというとても夢に満ちたスポーツですが、その高額なエントリー代金には少々閉口気味でした。アメリカのビジネスらしいと言えば、それまでですが。。。
ですが、今回のちょっと粋な心意気は嬉しいじゃないですか。気恥ずかしいですが、これがホスピタリティでしょうか。アメリカらしいビジネスはあまり好きではありませんが、日本語に的確な訳語の見つからないホスピタリティという言葉はアメリカでできたのですね。
2003年
4月26日
21:30
バイクフォームにつきまして バイクフォームにつきまして、先日の宮古島で25位になられた松浦潤さんから「何かコメントを」というメールを頂戴致しました。誠に僭越ながら、私なりの意見の松浦さんへのお返事をご紹介させてください。

「メールもありがとうございました!勇姿の写真を拝見させて頂きました。

まず、先月号のトライアスリート誌の特集がバイクフォームについてでした。その中で添付させて頂きましたピーターリードとユルゲンザックの二人の対照的な写真が使われていました。

ピーターリードは典型的なロードポジションで、ユルゲンザックが攻撃的(前乗り)なポジションであると説明があります。どちらかというと、ユルゲンザックのフォームがアームストロングに近いと思われますが、実際アイアンマンではピーターリードの方が強いイメージがありますね。ザックはパワフルなぶん、ランが遅いのでしょうか。ですが、いつも集団にいるピーターリードが単独で、アベレージ40Kで走れるとも思えません。
HPにあのように書いた通り上半身のパワーを利用すべきだと考えますが、単純にアームストロングのフォームは真似はできないし、真似してもザックのようにランが走れなくなる可能性がありますね。(といっても3時間はいつも切りますね。世界のレベルだと遅気味でしょうか。)その特集のまとめは、ひとそれぞれ違うから、自分にあうフォームを見つけてきましょうという感じでした。

松浦さんの、特にハワイの写真が横からでわかりやすかったですが、ピーターリード型のリラックスできた良いフォームだと思います。宮古島でのドロップハンドルを持った写真では、確かにハンドルが近いですが、我々日本人がDHポジションで良いポジションを取るためにはハンドルを近くせざるおえないと思います。
というわけで、「松浦さんはこうすべきだ!」と言える人はいないと思えますし、少しずつこのフォームになったと思いますので、急に変えることでバイクは早くなってもランが遅くなる可能性もありますね。
前置きが長くなりましたが、これが必ず正解というわけではないということを踏まえて頂いて、思いついた意見を書かせてください。
ハワイの写真ですが、骨盤が寝て、背中が伸びています。これは上半身がリラックスできていますが、上半身のパワーは使えていないのではと感じます。参考に下記の藤原さんを見ていただきますと、骨盤が立っていて背中が丸いのがわかります。上半身のパワーを脚に伝えるためには、この形が理想ではないかと思っているのです。先ほど書いたとおり、これが松浦さんに良いかはわからないんですが、試して見る価値はあるかもしれませんね。文章で書きづらいのですが、この写真をイメージして骨盤を立てて腹筋に力を入れて、特に加速の時に、漕いでみてください。 
他にも書きたいことがたくさんありますし、このことを山根さんや藤原さんご本人、辻本さんたちに意見を聞いてみたいと思っています。
また、福江などでもお会いできた時にお話もしたいですね。 
ジャパンツアーの羽田の集合場所などは、来週中に郵便でお送りをさせて頂きます。
GOOD LUCK!

写真は昨年のハワイですが、先日の宮古島では25位の松浦潤さん!
2003年
4月25日
23:00
バイクフォーム バイクフォームのネタを書かせて頂くと、ありがたいことにいつも数名の方からお悩み相談のメールを頂きます。バイクフォームを見てもらう機会って意外となくて、皆さん悩んでいるのかもしれません。
確かにスイムとランに関しては、わりと身近にその道のエキスパートがいらっしゃいますね。しかも、それらの競技の練習方法や技術をそのままトライアスロンに活かすこともできます。
ですが、水泳とランニングに比べまして競技人口が極度に少ない自転車競技で、しかも180KをDHポジションで走る競技というのがありません。トライアスロンというわずか30年とちょっと競技だけで、まだまだ確立されたポジションなどはないのは当然なのかもしれませんね。
せめてもの参考にと、アイアンマンハワイなどで活躍される外人選手のフォームを見てみますが、我々日本人の独特の体型では参考にならないような気も致します。先月号のトライアスリート誌ではバイクフォーム特集でしたが、結局は「一人一人違うので自分に合うフォームを見つけてね」という曖昧な結論のようでした。TJ誌でもたまに特集されますが、ただトップ選手の考えがあるだけなので、私なんかもそれが本当に自分に合うのかはわからずに結局はやりません。
もしかしたら、日本人のバイクフォームを研究して、一人一人の体型などを考慮に入れた的確なアドバイスが出来る環境が必要なのかもしれません。
2003年
4月24日
17:30
木崎さん 木崎さんの宮古島は会心のレースで、初めて100位以内の78位になられました。いつもマッサージを受けに来てくださっているだけに、私もとても嬉しく思っています。
欲をいえば、表紙の写真の通り上半身がハンドルの上に乗ったままになっているフォームを改善できたら、来年は50位以内は確実です。多くの日本人選手に見られるフォームですが、いわゆる下半身だけ漕ぎになってしまっているようです。ご本人はハンドルを引いているとのことですが、手先だけ引いているだけで、上半身のパワーをあまり使えていません。腕や脚などの体型が違いまして単純には真似はできませんが、右下のアームストロングのフォームの意識を持つことが大切だと思います。ハンドルを抱え込んだようなフォームで、腰を支点としました「てこの原理」を利用することによって、腕から始まって大胸筋・広背筋・腹筋・背筋など体幹の大きな筋肉のパワーをより倍増させて脚に伝えることができるのではないかと思います。

宮古島で会心のレースができた木崎英樹さん!
2003年
4月23日
17:30
ポールスミス 「ポールスミス」というブランドは、巷のお兄ちゃん達に人気がありますね。でも、このポールスミスさんがデザイナーになる前は自転車選手だったということは、きっと皆に知られていない事実なのでしょうね。ツール出場も目指していたロードマンだったようですが、夢破れてデザイナーになったそうです。自転車乗りの心意気の反映された洋服があるかなと、たまにお店を見てみますが、いまどきな細身のデザインは自転車乗りにはちょっと、という気が致します。と言いますか、私なんかはズボンの腿が細すぎて入りません。。。
それでも自転車乗りとしましては、せっかくなので財布だけはポールスミスを使っています。
2003年
4月22日
21:50
ただマイヨジョーヌのためではなく アームストロングの著書「ただマイヨジョーヌのためではなく」は素晴らしいです。特にスランプのどん底から復活していくシーンが、今も、きっと今後も忘れられません。
それはある日の練習でした。もうこれで自転車は止めようと思いながら、あるレースのコースで使われた道で練習をしている時、道路に見ず知らずの人が書いてくれた自分の名前と応援のメッセージを見つけました。それを見て、自分を応援してくれる多くの人、家族や友人達の存在を思い出し、自分のためだけに走っているのではないということに改めて気づいたのです。そこから体中からパワーが溢れてきて坂を上って行った様子は、涙なしには読めませんでした。

ランス・アームストロング
「ただマイヨジョーヌのためではなく」
2003年
4月21日
16:00
グッ 4月18日付け読売新聞の夕刊にとても良い記事がでていました。ご紹介をさせて下さい。グッときました。
2003年
4月20日
16:00
40000件! 宮古島大会は台風も来ないで、晴天恵まれて順調に進んでいるようですね。良かったです!
このHPもおかげ様で順調で、今日40000件を超えました。ありがとうございます!昨夜の23時50分の時点で39996件でしたが、日付が変わりまして20日の1時には、すでに40013件になっていました。宮古島のレースの日と全く同じ日とは、何か運命を感じます。(良く考えすぎでしょうか?(笑))

まだ40000件の方からは連絡を頂いておりませんが、このまま過ぎてしまうのでしょうか。その時は、諸外国の宝くじ方式の一緒で、このプレゼントは次回の50000件に持ち越して、追加をさせて頂きたいと思います。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

宮古島は順調に進んでいるようですね!
2003年
4月19日
16:10
宮古島 先日のアワーレコードのペースで、もしアイアンマンを走ったら180kを3時間10分程で走ってしまいます。いよいよ明日になりました宮古島では、155kを2時間40分程で走れます。恐るべし、アワーレコード。でもそのためには、あのスーパーマンスタイルを支えるだけの腹筋・背筋を初めとしました人間離れの筋力が必要です。しかも坂もありますし。それが可能なのは、まさにスーパーマンだけかもしれませんね。
その宮古島に、今、台風2号がゆっくり近づいしまっているようです。万が一は砂浜を1500人が一度にスタートのランになってしまうそうです。それはそれで危険になりそうな感じが致しますが。
何はともあれ、レースが無事に終わることを祈るのみです。
明日はみんな頑張って、楽しい一日を!
2003年
4月18日
18:00
アワーレコード 自転車競技に、「アワーレコード」という一人で1時間にどのくらいの距離が走れるのかを競う競技があります。1996年にイギリスのクリス・ボードマンが、今日のトップページの写真のスーパーマン・スタイルで56.375 kmのアワー・レコードをうち立てたのでした。ところが2000年の9月になってUCI(世界自転車競技連盟)がアワーレコードに関する新しい規定を発表しました。1972年に49.431 kmのアワー・レコードをうち立てたときと同様の「UCIのロードレース規定にのっとったノーマルな装備で走ること」でした。つまりドロップハンドルのみということで、DHバーなどが使えなくなったのです。
機材に頼るべきではないという判断です。自転車という機材を使っているのに、機材に頼るなというルール。不可解です。人間の体力や技術と自転車の機材がますます進歩していって、限界にチャレンジしていくのがスポーツの楽しみだと思いますが、完全にそれを断ち切ってしまったルールです。1時間で自転車は何キロ走れるものなのかという夢をみることができません。残念です。これだけ生活に溶け込んだ自転車が、いつまでもマイナースポーツなのは統括しているところの頭の硬さもあるのでしょうか。

懐かしいクリスボードマンのスーパーマンポジション!
2003年
4月17日
18:30
30000の男 40000件プレゼントをご案内させて頂きましたが、30000件の時の当選者の高浜康さんには、そのプレゼントをご利用頂いてアイアンマンジャパンに出場されることを期待しています。目立つことは間違いありません。楽しみです。
その高浜さんは福島に在住で、ジャパンに参加するためのご旅行の行程は、福島から福岡に飛びまして、その後は飛行機で福岡から福江に飛びます。福島〜福岡〜福江です。全ての地名に”福”が付くのです!我々の間では”3福案”と呼んでいるこの行程は、縁起が良さそうです。
ジャパンでも何か良いことがありそうですね、高浜さん!
2003年
4月16日
21:50
抽選枠 ハワイの抽選枠の発表後、悲喜こもごものメールを頂戴しました。ちょっとご紹介をさせて下さい。

当選メールその1:

「アイアンマン・ハワイに抽選で当たった村橋です。じつは、【アイアンマン情報】で抽選のことを知り申し込みをしました。というわけで、ジャパンに引き続き、ハワイツアーもよろしくお願いします。
喜んでー!!by G

当選メールその2:
ハワイあたりました、東京の奥山です。宝くじが当たって気がふれる、っていうの本当だと感じました。今日はうれしくて仕事手につかずです。ツアーもよろしくお願いします。今後の手続きもよくわからないのでご指導ください。ハワイは初めてです(あたりまえですけど、、。)
喜んで、喜んで、喜んでー!by G

残念メールその1:
ハワイ抽選…残念でした。もし当っちゃったら、ショック死するかも?雲の上のハワイへは実力で取るまで雲の上の存在です。外れた事も、アイアンマンの神様からのメッセージかな?って考えて、カナダへの練習に集中します。」
このトライアスリートらしい前向きな発想が大好きです!
頑張れー!!by G


残念メールその2:
「今年もさくら散るでしたね。来年もよろしくお願いします。」
このトライアスリートらしい諦めない発想が大好きです!
こちらこそよろしくお願いしますー!!by G
2003年
4月15日
22:10
当たれー 今は、日本時間の15日夜22時です。アメリカ東海岸時間では15日朝8時です。あと4時間後にアイアンマンハワイの抽選枠の当選発表があります。楽しみです。起きてアイアンマンライブを見続けようと思っています。(ちょっと朝が不安ですが。。。)
アメリカ人枠と国際枠が違いますので、単純には計算できませんが、ざっと20倍といった感じでしょうか。私が代行してエントリーをさせて頂いた方が23名いらっしゃいますので、その内の一名以上は必ず当選されるのではないかと期待しています。
当たれー!
2003年
4月14日
20:30
小原工選手 小原さんがワールドカップから引退してしまいました。昨年、メキシコの世界選手権にご一緒させて頂いた時に聞いた言葉が忘れられません。「ロングは楽しい。ショートは怖い。」百戦錬磨の小原さんでさえ、ロングが楽しいと思えるほど、ショートのしかも世界のレベルは恐怖感との闘いだったそうです。
次は、楽しいロングで活躍をして下さるのでしょうか!
2003年
4月13日
24:15
感動 アイアンマンコーリアツアーの概要は掲載をさせて頂きましたが、まだお代金を交渉中でご案内ができておりません。ゴメンナサイ。
HPではあとはお値段だけ掲載すればいいようにと、ひとまずお申し込みもできるようになっていました。そこで、なんと、昨日お申し込みを頂戴したのです!まだ値段が出ていないにも関わらずです。自分の立場で考えますと、メニューに値段の出ていないレストランに入ってしまうようなものです。
正直、感動しました。お客様の信頼と期待を裏切らないように、出来る限り頑張らないとなりません。
2003年
4月12日
16:30
グッ 先日飲んだポッカの缶コーヒーに書いてありました。

「馬鹿になれ。恥をかけ。」

グッときました。
2003年
4月11日
20:00
広告 まもなくアイアンマンコーリアとハワイのツアーをご案内させて頂く時期になりました。引き続きメールとHPだけでご案内をさせて頂くつもりです。タイミング的には5月3日や6月3日発売のTJ誌に「ツアー募集中!」という広告を出して、メールをお持ちではない方、ネットを見ない方、初めてアイアンマンに参加をされる方などにアピールをすべきなんだと思います。やっぱり業界に一誌しかない雑誌ですので、お客様が増える効果は必ずあります。ですが、あまり出したくない理由があります。
私事で恐縮ですが、若かりし頃大学を出て大手旅行会社に就職をしまして、団体旅行の営業をやっていました。今となっては当然ですが、入ってみて初めて旅行という華やかなイメージとは無縁な世界を知りました。飛び込みセールスでは無下に断られ続け、電話セールスでは「うるさい!」とガチャンと切られるのは当たり前、売り上げが悪ければ上司に給料泥棒と罵られる日々です。お客様も知識も技術も何もなかった私には、地を這うようなドロドロとした営業を続けるしかありませんでした。
そんなこんなも、今となりましては全てがありがたい経験です。今でも飛び込みに来て頂くと、断るのが可哀想でなりません。
そんな私ですが、幾度かTJ誌に広告を出させて頂いて事がありますが、今もって一度もその雑誌社から営業の電話やメール、来て頂いたことなどはありません。お金を払うこちらから載せて下さいとお願いをしています。なんだかちょっと納得いかずに広告を出す気になれません。きっと我々のように小さな広告しか出さないところに、いちいち営業をしていられないのでしょうね。もしくは雑誌社という業界では、私が考えます営業というスタイルはないのでしょうか。

宮古島まで、あと9日! 池間大橋。
2003年
4月10日
19:10
河原勇人選手 今週の月曜日の7日にケンズの河原勇人選手から一枚のファックスを頂きました。3月末に肺炎(SARSではないそうです!)を患ってしまい、宮古島では満足いく走りができないと考えてキャンセルをしたいという連絡でした。「残念ですね」というお話を電話でさせて頂いたその翌日、またファックスがきました。「参加したい」という内容でした。そのままご紹介をさせて下さい。
「初参加の宮古島大会、ギリギリまで治療に専念し、完走できるように出来る限り努力します。参加許可を受理できなかった選手の事を考えると本当に胸が痛みますし、何より弱い自分自身と真っ向から向き合い、それに打ち勝ちたい一心です。逃げるのは簡単ですが尻尾を巻いて挫折感を味わうより、自分の全てをぶつける事で、後悔のないレースをしたいです。」
もちろん体調が悪ければ止めなくてはいけません。ですが、彼の場合はたぶん体調が良くなったが練習をしていない為、行く前から良い成績が出せないだろうと思って、一度はキャンセルを考えたのだと思います。一晩で何があったかは知りませんが、プロのスポーツ選手として一歩成長されたような気がしました。
2003年
4月9日
21:10
三段跳び 2003年が始まって、早いものでもう4月ですね。アイアンマンもマレーシア、ニュージーランドと無事に終わって、ホップといった感じです。いよいよ来週には宮古島がありまして、ハワイの抽選枠の発表もあって、コーリアの開催場所もチェジュに決まりまして、来月にはジャパンにケアホウがあります。ステップといった感じです。その後は、8月のチェジュ、10月のハワイと大きくジャンプをしたいと思います。
なんだか盛り上がってきました!

いよいよ宮古島ですね。
青い空、青い海、白い砂、澄んだ空気、美味しいご飯!
2003年
4月8日
21:00
広島風お好み焼き 突然ですが、私、とんかつはもちろん大好きですが、広島風お好み焼きも大好きです。よくテレビや雑誌でとても美味しいと取り上げられています、下北沢のあるお店に行ってきました。さすがに何人も並んでいて期待して食べましたが、高いしまずいしでひどいではありませんか。人それぞれ味覚は違うと思いますが、本当にみんなはこれを美味しいと思って食べているのか不思議になりました。そんな時、5日付けのキャファ通信1658号での辻本さんの雑談を思い出しました。
「何だか人の動き(考え)が一極に集中する傾向が強くなっているような気がします。自分では自由だと思っていても、実はその思考が誰かにコントロールされていて、それが例え恣意的ではないにしても不自然な社会を生み出す原因になっているのかもしれません。テレビを初めとするメディアの影響かもしれません。もしこれに打ち勝つ物があるとすれば、それはインターネットでの発言だと思います。」
そのお好み焼きを食べている人達も、美味しいと紹介されたから食べているだけのような気がしてなりません。しかも、テレビで美味しいというんだから、それが美味しいんだと思い込んでいる・・・。それはそれで幸せかもしれませんが、ただ一つ言いたいのは、マスコミで紹介されている情報は無限にある情報のほんの一握りでしかないということを理解しておくことが必要ですね。そう思うのは、そのテレビ番組や雑誌を作った人もきっと知らないのでしょうが、もっともっとすばらしい広島風お好み焼き屋さんを私は知っています。京王線の明大前にあります「とんぼ家」です。テレビや本では全く見かけませんが、

うまいです。
おいしいです。最高です。
2003年
4月7日
21:00
数学 中学・高校生の頃、数学は好きでしたが、どうしてこんな勉強が必要なのかはわからずじまいでした。昨日の新聞の一面で、教科書を作成している数研出版の広告にちょっと良い一言がでていました。
「美しい人生って何だろう?もちろん、正解は一つではありませんが、一つの答えを挙げるとすれば、「いつもいろんな可能性に包まれて生きる人生」ということ。ある課題や、ある人生の岐路にぶつかったとき、こんなやり方も考えられるし、あんなやり方も考えられるなぁ・・・と自在に考えていける、そんな人生のこと。そして、そういう人生を送ることができる人というのは、ふつうの人よりも、すこしだけ柔らかい【思考力】と【発想力】をもっている人です。
数学を学ぶ本当の意味や楽しさは、複雑な計算ができるようになったり公式をいっぱい暗記することではありません。論理的に考えるチカラや、ひらめきやアイデアを出すチカラを鍛えることにあります。偏差値の高い大学に入るためだけではなく、ちょっといい大人になるために。10代のみずみずしい知性と感性の中へ、数学の本当の楽しさを注いであげたい。数研出版は、そう考えています。」
グッときました。
2003年
4月6日
20:10
雨の中のランニング 昨日、雨と寒さの中をランニングしてきました。そこまでして走るには訳があります。
びしょ濡れで信号待ちをしていると、目の前に同じく信号待ちをしている若いカップルが乗った車がありました。決して濡れることもなく、中は温かく暖房がきいているのでしょうか。私の被害妄想だったかもしれませんが、その二人と目が合ったとき、「この寒いのに何をそこまで・・。可哀想に。」と思っている目をしている気がしました。
私が彼らを見る目には、「この後のお風呂の気持ち良さと、ビールの美味しさを知らないで、可哀想に。」という思いが込められていました。
2003年
4月5日
16:10
目に見えない 2003年4月7日は鉄腕アトムの誕生日だそうですね。それに合わせたわけではないと思いますが、横浜でロボットの博覧会が開かれています。アトムまではいかなくても、21世紀はロボットの時代と言われるように、指示通り動いてくれて、倒れても自分で立ち上がれたりできるすごいロボットができてきました。
ですが、よく言われていますが、アトムの世界以上に進歩した現実があります。携帯電話ですね。アトムは線のつながった黒電話で喋っています。それにしても、どうしてこんな小さな電話で地球の裏側の人と話せるのか、イマイチ原理がわかっていません。「音声を目に見えない電波に変えて飛ばしている・・。」
私が勉強しています鍼灸の世界も、目に見えないツボと気の流れを利用して治療致します。実際、例えば足にあるツボに鍼をうつと、胃の血の巡りが良くなります。これも、目にはみえないツボの刺激が、これまた目に見えない気の流れに乗って、胃に届くと言われています。
いろいろと勉強不足です。
2003年
4月4日
19:50
イラクの映像 4月3日付けのキャファ通信NO.1657で紹介をされていましたイラクの映像を見ました。ちょっとひど過ぎでした。たくさんの罪のない方が亡くなっているというニュースは聞いていますが、映像で目の当たりにしました。
あの残酷な写真を、ブッシュやフセインは見る機会があるのでしょうか。考えたくはありませんが、もしかしたら見て知っているにも関わらず戦争を続けているのでしょうか。もしそうでしたら、赤い血が流れる我々と同じ人間ではないですね。そう思わずにはいられません。
2003年
4月3日
19:00
景気予測 戦争が長期化するのではないかという、とんでもないニュースが流れる中、今度は原因不明の肺炎でWHOが香港などへの渡航を禁止するという異例の事態まで起こってしまいました。
先日の日経に掲載されました4月〜6月の主要30業種の景気予測では、ほとんどの業種も曇りや雨ですが、旅行とホテルに至っては雨から土砂降りに変わっていました。このままですと次は吹雪に変わっているかもしれません。そんな中でも唯一晴れと、唯一薄日の業種が羨ましい限りですがあります。晴れはアミューズメントです。ゲームセンターや家庭用のゲームソフトが好調だそうです。皆さん、外は怖いので屋内で楽しんでいるのでしょうか。薄日は精密機械でデジカメが好調だそうです。でも屋内でテレビゲームをやっている姿を写真に撮っても、あまり美しくはないと思うのですが。。。
いち早く平和になって、妙なウイルスも死滅させて、ゲームは飛行機の中だけして頂いて、旅行先で写真を撮って頂きたいものです。
2003年
4月2日
23:00
ヨーロッパ 昨日のフランスといえば、最近はヨーロッパでのアイアンマン人気もすごいですね。それを反映してか、こんなご時世でも6月のフランスや7月のドイツなど、ありがたいことにツアーはないのかというお問い合わせをたまに頂きます。ツアーをやらせて頂きたいのは山々です。ですが、募集する前からこんな事を言ってはなんなのですが、旅行日数は少なくみても1週間、お代金も20万円は超えるのではないかと思います。残念ながら、なかなかこのようなツアーにご参加頂けるアスリートは、たくさんはいらっしゃいません。一番怖いのは、もしツアーのご参加が少数になってしまった場合、我々がご一緒することができなくなってしまいます。ただ、飛行機とホテルや移動を手配するだけということです。弊社にお申し込みを頂く特典を何もすることができません。それでしたら、格安航空券を買って、ネットでホテルを予約して、タクシーで移動して頂く方法と全く変わりません。そのようなツアーをやりたくないので、あえて募集をしていないのです。ごめんなさい、弱気で。もしかしたら、募集してみたら100名くらいの日本選手団がヨーロッパに乗り込むのかもしれませんが。。。そんな日がくるのも夢ですね。
2003年
4月1日
21:20
サッカー 今宵もサッカーの中継がありますね。サッカーと聞くと思い出さずにはいられない思い出があります。かれこれ8年間程添乗員をやってきまして、いろいろと貴重な体験をさせて頂きました。その中でも一番強烈で、今後も二度とできない経験です。それは、もう5年も前になりますワールドカップフランス大会でした。社会現象にもなりましたあのチケット問題のまさにその元凶で私は働いていました。真夜中まで電話の応対に追われてそのまま朝になり、急遽空港に向かい飛行機に乗ってフランスに行きました。「I need Ticket!」という看板をもって、フランスの街を練り歩く1ヵ月間に及ぶ生活の始まりです。一枚を10万円近い金額で一般市民やダフ屋から買い占めます。もう帰ったら会社はないだろうなという覚悟と、とんでもない出来事の最前線にいるという興奮で、毎日がハイテンションな日々です。現地の怪しい奴らとの交渉では、強奪にあったり地下のトイレでやり取りしたり、今思うと恐ろしいですが、かなりアドレナリンが出ていましたね。そんな日々を過ごしていたある日、いつものようにお客さん達とも一緒にダフ屋行為にいそしんでいました。札束を数えていると、後から羽交い絞めにされるではありませんか。地元に警察に逮捕されてしまいました。連行されながら、お客様に「バスで待っていて下さ〜い!」と叫ぶのが精一杯です。結局は釈放されましたが、パトカーの中でこれから自分はどうなるのだろうと、かなりシリアスでした。
今となっては全てが良い思い出ですが、もう二度とやりたくないですし、あってはならないことですね。
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